WESTはじめまして、の記録と記憶②(主に流星くん照史くん)

続きです。


歌声でもう1人度肝を抜かれたのは流星君。

低めの声が響くから下ハモが多いけど、下ハモって正直難しい、上ハモよりも音とりにくい人がコーラス仲間やハモネプの中もでも多い印象があって。それをずっとやり続けている彼は、しかも踊りながらやったりして、そもそもすごいなって思っていた。



つまりはそれぐらい音程がブレない人ってことなんだよなと。ライブでの歌声を聞いてあーって思った。すごい音程が安定してるし声が大きい、ライブ後半になっても崩れない。ドスも効く低音ボイスでラップ向きかなって思ってたけど、裏声も出るわソロパートも上手いわで驚く。ハロルド弾き語りの時でも思ったなあ。流星君もっとバンと出る歌があってもいいのに。歌番組とかで目立つソロパもっと歌って欲しいなって思った。



私はこれまで流星くんのパフォーマンスで好きだったのは主にダンスとラップやったんやけど、歌声めちゃめちゃ好きになりました。彼の下ハモはWESTの歌に確実に厚みを持たせているし、ボーカリストとしてもすごく魅力的だと思った。



あとめちゃめちゃ手を振ってくれてたと思う。ファンサービス、照史くんは噂通りさすがだなと思って、その次にいいなと思ったのは流星くん。割と前に来てたことが多いのもあるかもしれないけど、こんなに愛想よく手を振ってくれるんだ、感じ良いなぁって、びっくりするんじゃないかな。



照史くんはダブトラの時に全ステして思い知ったけれど、歌唱がゆるぎない。ずっと上手くて響いてゆるぎない。カラオケにあるガイドボーカルレベルでブレないし。他のメンバーがちょっと疲れたりよれたりしても、照史くんがいる限り歌が崩れないのよ。



フルでライブを見て、この人たちこんな喉殺人レベルのセトリ12回もやってるの、本気で、有り得ないって思った、私は。1回の公演で喉が死なないことが信じられない。長年やってるからいけるもんなのだろうか。このセトリで不動のボーカルを維持できる照史くんは、歌や舞台をするために生まれてきた人なんじゃないかなってくらい。



最近は変わってきたとこもあるけど、昔の私はアイドルグループの歌と言うものは、音源だったりかぶせだったりが当たり前なんだろうっていう印象でいてたから(だからハマれなかったんだろうなこれまで)、こんなに全力で11曲ガチで歌い続ける人たちに、心底びっくりしたし、本当に、ずっと体当たりなんだこの人たちって思った。



逃げも隠れも誤魔化しも守られもしない、ありのままの声で勝負する。そのスピリットがね、なんか、当たり障りのない耳障りの良いパフォーマンスやってんなあ、CDかMVと何が違うんってアイドルを見てた、私みたいな斜に構えてた人間に、刺さるんよ。



ちょっとぶれたり間違ったり上ずったりは時々ある。昨日のライブでもあった。でもこれがなかったらきっと生歌だと信じられなかったかなって思う位、歌がうまかった。その揺らぎや崩れが生歌の証明だと思う。むしろアクセントかもしれない。



この前ラジオで神ちゃんが

生歌は僕らのアイデンティティーって言ったけど、そこにプライドを持ってやっていて、きちんとパフォーマンスするために努力を重ねているところ(聞くたびに安定してるからわかる)にさ、楽曲の素晴らしさ以上に、彼らのひたむきさに感動するのよ。



毎回一発勝負の生歌を大切にすることで、音楽や聴いている人へのリスペクトがある気がして、私はすごく好きになったし、心意気に魅力を感じてる。お仕事への向き合い方が素晴らしすぎるから。だから彼らを好きになるともう抜けられない。



続きは、、、また明日!