WESTはじめまして、の記録と記憶(主に濵ちゃんしげちゃん)

昨日、大阪で丸善インテックアリーナのライブに参加してきました。


細かいセトリやパフォーマンスの詳細な分析はないので、そういった面は期待しないで読んで貰えたら嬉しいです。少しのネタバレも踏みたくない人はこのブログは...そもそも開かないから大丈夫だよね。


私にとってこれが、歌い踊るWEST7人を同じ空間で見る、初めての体験。3年前、もしジャニーズのライブに行くならこのグループ楽しそうだな、と思ってから、その魅力にどんどん気付かされて、もう初ライブはWESTじゃないと絶対嫌、と思う程になったもののコロナに妨害され。お友達のおかげでついにこの日を迎えることが出来ました。


実はちょっとドキドキしていました。

ライブDVDを見たりテレビを見たり今まで実際に見たことがなかった私は、リアルな彼らのパフォーマンスを見て何か心境に変化ができたりとかするのかな。もしかして推しが変わったりとかするのかな。なんかそんなことをふわっと考えながらライブに向かいました。



これが最後の私の中の砦というか、今もこんなにWESTを応援してるけど、TVは別として、目の前で彼らのライブパフォーマンスを見た経験が無い私は、現場というものに対しては気持ちを綴れないという壁があった。



大好きだけど、リアルな彼らをずーっと、肌で感じてみたかった。そして現場を経験することで、自分で自分の思いを確認したりもう一度噛み締めたり、これから自分自身が、より納得する言葉で彼らの事を伝えられる気がして。実体は見えてもまだ少しぼやけていた輪郭が、目の前でバチッとクリアになる、その瞬間を味わいに行きました。



前置き長い、、、次行こ。



会場に初めて足を踏み入れた時。大人も楽しめる遊園地に来たみたいな、そんな舞台やライト、空気感がながれていて。ピクサーのアニメのアトラクションみたいだった。これは子供も男女問わず楽しめそうだ、と、流石全方位グループだなって思ったよ。



ここから先は、私が感じたまま、思いついた流れで書いて行きます。だから最初に書くことは、1番印象的だったこと、になります。




敢えてそう書いて、最初に伝えたいのは




コンサートの冒頭の濵ちゃんの歌声。 MixedJuice歌い出し。です。



YouTube動画でも十分びっくりする彼の歌唱力だったのに、、、



生でくらってしまってこれはやばいと思った。



レベチです。WEST全体レベチだけど濵ちゃんのボーカルとしての魅力は尋常じゃない。歌が好きな人、声フェチ、あの冒頭5秒位で落ちると思う。ボイトレの才雅さんも仰ってたけど、アイドルという肩書きがむしろ足枷になってるんじゃないかと思う、規格外のボーカリストがそこにいました。



抜群の声量で音程バチコーンはめてあのいい声でライブ初っ端からあのソロ歌われたら、もう骨抜きですよ。これまでWEST聴いて濵ちゃんの声に免疫があるからまだ踏ん張れるけど、もし私が「お友達に誘われて初めてWESTのライブ来てみた」人だったら、

絶対濵田担になってるって断言できる。人の心を動かせる、震わせるボーカルってそういうことだと思う。

 


一目惚れがあるとしたら一聴き惚れもある。

(事実昔それで人を好きになった事がある)

あの一瞬で濵ちゃんに惚れる人いるんじゃないかなあ。



そんな感じで始まったコンサートでして。濵ちゃんの歌唱力の衝撃でのっけからやられました。



その後7人出てきたときは、ヒーロー戦隊が出てきたみたいな感じに思ったんだよね。多分舞台の仕掛け的に何かこう、でっかい機械からヒーローが出てくる感じっていうか。それを感じた。7人が一堂に会して踊っていて、あの7人が揃った!みたいな、感動。全員いるー!これがWESTかあー!って、こみ上げるものがありました。マスクの下でふわぁっ!て思わず言ってしまった。



私の席は外周のスタンドの中段位だったので、見渡せて、全体の様子がよくわかりました。あーこういうタイミングでぐるっと回るんだなとか、ムービングステージってこれのことかとか、あのめっちゃそびえ立つ、高所恐怖症の人は死んでしまいそうなタワーみたいなステージとか、アミューズメントパークに来たような感覚だったよ。



重岡くんは、彼がきっと何も言わなくても、コンサートを見た人は、彼がこのグループのセンターであり核で、魂を担ってるって、誰もがわかると思う。それはもう彼のパフォーマンスを見たらわかりすぎる位わかるよ。ただ明るいとか声が大きいとかよく喋るとか、そんなんじゃなくて。



グループの中ではむしろ小柄な方に見えるけど、ジャケットを着て歩く背中が、誰よりもかっこよかった。漢、だったな。何かまとっている、何か放ってるように見えた。背中で語ると言うけど、しげちゃんの背中は本当にものを言ってるの。何故か涙が出そうになる。多分、言葉で伝えなくてもこの人は何か覚悟して大きなものを背負ってる気がするって、少なくとも私は感じたんだ。



WESTを知り始めて最初にドーンと沼に突き落とされたのが重岡くんのお芝居だったこと、思い出したよ。彼の表現力は人の琴線に触れることも。声だけじゃなくて表情とか佇まいとか動き方とか、一挙一動に、彼の持ち物というか、重岡君の人柄が見え隠れする気がして。



繊細で気にしいな重岡君、多分きっと私たちが想像するよりもストレスやトラウマを抱えてきたかもしれない。彼らのこれまでの道のりを考えたらすごく感じる。でももしかしたら生じていたかもしれないそういう負の感情とかも、彼はアーティストとして結果的に栄養として取り込んでるんじゃないかな、悔しさを噛み切って砕いて飲み込んで血肉に変えている。だからあんな曲を書けるし、どきっとするようなお芝居ができるんじゃないかと思ってる。何の確証もないけど昨日それをすごく感じました。



特に、情熱、と僕らの理由を歌ってる時。

重岡君もいろんな歌い方ができるし甘い声もがなり声も出せるけど、彼のソウルが1番シンクロするのってこういう歌だよなって思う。情熱はそこに濵ちゃんと照史君の圧倒的安定ボーカルの2人が加わって、最上のハモリを聞かせてくれて。



しかも3人ともブルースハープふけるんだね。こういうのも練習してるんだなぁって、絶対めちゃめちゃ忙しいのに、ほんとにこの子達1ミリも手を抜かないなぁって。



昔照史くんが嘘はバレるって言ってたけど、ぬるいパフォーマンスはしたくないって言う気持ちが絶対にあるんだと思う。それがこのライブのあらゆる所から伝わって、今思い出しても泣きそうです。



僕らの理由を歌う時はもう、歌詞の一つ一つ自分たちに言い聞かせているみたいにも見えて。聞いてる私たちが心動かされるのって、彼らが他人事じゃなくて歌詞を自分事として受け止めてから私たちにそれを伝えているから。




多分たくさんの逆境の中で背負ってきた傷もあるけど、その傷を隠さないで自分の年輪みたいに身にまといながら、俺らも大丈夫、君も大丈夫だよって言ってくれてるところが、歌に思った以上の説得力とパワーを持たせているんだと思う。



この歌詞を書いたSUPER BEAVERのやなぎさんにもライブでこの曲を聴いて欲しいなあ。やなぎさんもまたそういう気持ちになったことのある人だから、あの歌詞が書けるんだろうと言う事を、少しSUPER BEAVERを調べた私にも理由がわかったから。ビーバーさんのこれまでの歩み、知らない人は調べてみて欲しいな。あの歌はきっとやなぎさんが自分達にも歌っている歌なんだって思ってる。そんな曲をWESTにと提供して下さったこと、今改めて凄いなと思うのよ。



重岡君の歌唱力にもびっくりした。昔テレビで聞いた印象では、少し音程が下に聞こえることがあったけど、最近のテレビ披露とか昨日のライブで聞いたらめちゃめちゃはまってて。今もし下がることがあるとすれば単純に喉が疲れてる時ぐらいなんじゃないかな。しげちゃんの歌って、声質と表現力だけでも素晴らしいんやけど、そこに歌唱力が乗ったら鬼に金棒で、今その状態だと思う。



めっちゃ長なった、、、続きは次に書きます!