今日ふいに泣いてしまった、その理由

 いつもジャニーズWESTの中間君、と紹介される番組で、今日、「中間淳太さん」と名前だけで紹介されていた。

 

 その瞬間、急に顔の筋肉がきゅうっとなって、思いがけず泣いてしまった。(番組のせいじゃないよ!)


 なんだろうこの感情は、所属も名前も関係ない、私はあの7人が揃うグループが好きなだけだ。そう分かっているのにこんな気持ちになるのはなんでだろうって。

 

 涙の理由を考えたら、理由がわかった。

 

 関西のJをまとめてジャニーズWESTっていうんよね?とか、関ジャニWESTやっけ?とか、なかなか名前を覚えてもらえない事から、ジャニーズWESTの7人はいつでもどこでも、曲紹介の時すら「グループ名を覚えて欲しい」ってどの他のグループよりも名前を叫んでいたと思う。個人仕事でも、名刺の肩書きのように好きあらば自己紹介に挟んで。メンバーのエピソードも隙あらば添えて。

 

 杉村春子賞の授賞式、のんちゃんがタキシードで堂々と名乗っていてたのも覚えてる。
全ては個人仕事をグループの知名度にも繋げるため。名前を覚えて貰いたいためだったはず。


 そんな日頃人一倍必死に呼んできた名前を、
自分達にはどうにもならない理由で
「明日から使えないよ」って突然言われたら。

どうしたらいいのだろう。

 

 名前を聞く事で傷つく人がいるのは勿論配慮すべきだ。でもその裏で違う形で傷ついたり変化を強いられる人もまた別にいる事、そんな人の気持ちが置き去りにならない事を願う。


 私は7人を支持する事と名前が変わる事を分けて考えてたけど、あの子達の9年の経験と持ち物に毎日伴ってきた名称なんだ。何度もアピールしてきた、浸透させようと頑張ってきたグループ名なんだ。簡単に割り切れるわけないよね。

 

 たかがファンでこんな気持ちになるのに、渦中の彼らがどんな心持ちでいるのか。これからその話題に色んな所で触れられたりするだろう。傷を、見ないふりする人、優しく触れる人、塩を塗る人抉る人、色々いるだろう。まともに考えたら苦しくて。割り切って笑えたら良いのか?まだその域にはなれない。

 

 歌番組で大きな声で元気よく自己紹介してた、しげちゃん。バラードとか雰囲気に合わない時以外ほぼ欠かさずイントロに自己紹介をねじ込んでたしげちゃん。ジャニーズWESTでーす!飴ちゃん投げまぁーす!ってバカデカ声で飴ちゃん投げながらええじゃないか歌ってた時もあったな。大好きだった。ずっと覚えてるからね。

 

 私は確かな事は知る由もないし誰も何も責められない、反対も賛成もするつもりはないし、できない。けど、ファンより会社より近い友達や家族より、誰より当の7人が愛着や思い入れを(今となっては悔しさや苦悩も)持ってきた名前なんだって事は想像できて、彼らの気持ちを考えたらやりきれない。そう感じる自分の気持ちの傷みは綴っておきたくなった。

 

 彼らはこれまでどんなに悔しい事があっても冗談にしたりいつも明るく振る舞ってきてくれたけど、悔しさや悲しみを心の中に置き去りにしないで、大切にして欲しいと思う。謙虚過ぎるし正直我慢しすぎだと思ってる。


 会社の風通しが良くなったなら、そんな苦悶も受け止めてもらって欲しいな。10年、めちゃくちゃ頑張ってきたやん。報われるどころか、ここにきてデビュー以来最大の危機に直面するって、そりゃないだろうよ。前世で大層酷い事をしたのだろうかと疑うレベル。

 

 あんまりネガなポストは見たくない人もいるだろうから、ブログにしたよ。でも思う事は書きとめておきたいし、自分もガス抜きしたいから。長文ここまで読んでくれた方、ありがとうございました!