私のとある戦いとその結末
今日、私の2年越しのモヤが晴れた。
2年前ぐらい、酔った旦那がポロッと私の方を見て口にした言葉。
「俺、昔写真の仕事してた時は美人のモデルとかいっぱい知り合いおったのになぁ...なのになんでこうなったんやろ...」
この言葉が私、衝撃的でフリーズしちゃって。
『よりどりみどりだったかもしれないのに、何故地味で垢抜けないこんな女と結婚したんだろう。』
言われなくても言わんとする事が分かった。
すごく嫌だった。そして、反論出来なかった。
ひとつは、ショックで言葉を失ったから。
あと、酔っ払ってる時の彼は言った事を覚えてないし、翌日になればどうせ言った事も私が傷ついた事も忘れるんやんな、って思ったら、何も言えなかった。
だから私、変わってやろうと思ったんよね。ムカつくから。
少しずつ冷静になっていく心と頭の中で、変わってやろうじゃんか、と火がついたのは確か。
そこから、少しずつスキンケアを意識するようになって。ジャスミンさんと交流するうちにカラフルな服を選び始めて。髪もちゃんと美容院行くようになって。ダンスで体絞って筋トレを始めて。Oggi載ってたコスメ使って。髪も巻けるようになって。
歳も歳だしやっても知れてるんじゃないかとか、元のスペックは変わらないとか、重々理解してた。でもそういうマイナス思考を全部捨てた。進めなくなるから。
人と比べるのも無意味だから考えないようにした。だってこれは私の、私の中の私を塗り替えるための戦いだから。自己中でいい、人は見ない、自分の変化だけに集中して。努力で変えれるところ、お金かかけずに変われるとこはとことんやってやろうと。
最近、コロナ前ぶりに会う友達から、痩せたねとか雰囲気変わったねとか言ってもらえるようになってきて。あ、変わったのかなって感じることが時々あった。
で、今日旦那の参加する展示会に行ったの。お世話になってる人に差し入れとか持っていっとかなあかんかなって。
そしたら旦那、会社の人から(3年ぶり位に会った人)「奥さん垢抜けたね、綺麗になった。男いるんじゃない?」って言われたらしい。まあマスクで顔は半分見えなかったから顔は誤魔化してるけど(笑)。服装と体型はだいぶ変わってるはず。
「そうかな〜?筋トレしてるしな〜。他に男?おらんよ(推しはいるけどなw)」って言いながら、心の中でガッツポーズをした。報われた気がした。
多くの人は褒められると伸びるけど、貶されて、それをエンジンにして変われる事もある。主人は人生の伴侶で勿論愛しているけど、あの時受けた傷を自分で治癒した事は、心の中で1人スカッとジャパンしとこうと思いました。
誤解のないように旦那をフォローすると、あの時ムカついたけど、自分を見直すきっかけにもなったし、恨んでもいない。職人気質で人付き合いも不器用だけど、色んな事が出来てユニークで、肝心な時に頼りになる人なので。
あと、こんな事言う割に凄く私の事が好きらしい(本当かよ)と共通の友達から耳にするので、
言うならそういうのを面と向かって本人に言えよと思いますね。
長々と綴りましたが、人は、変われる。いつからでも。そう、身をもって今日感じました。
嬉しかった。体づくりも育児も仕事も勉強も頑張って(無理なく)、総合的に素敵な女性になるのが次の目標です。自分が好きな自分でいたい、それはきっととても幸せな事だと思うから。