⑥初めてジャニーズのライブDVDを鑑賞する
この頃(2019年初夏かな)、保護者会と会社の人間関係の2箇所において、私は板挟みの状態が続いていた。保護者会の方は特に凄まじくて、LINEのメッセージに人格否定的なことを何度も書かれたり、反論してみても倍になってお局から否定される、という地獄のやり取りの渦中にいた。最終的にケリをつけることになり(話し合いですよ)、その日程がWESTVの発売直後だった。私は、この話合いで全てをスッキリさせたご褒美に、このDVDを見ようと心に決めた。
結果その話合いは正直ひどいものだったけど、私も引かなかったので、ある一定の着地点をもって終了した。辛かった。片はついたけど言われた心無い言葉は、自分の耳は記憶しているし、なかったことにはならない、刺さったままだった。ともあれ、開封せずにおいていたWESTVを見るぞ、どんなもんかいな、と、ポータブルの年季の入ったプレーヤーにセットする。実家からのお下がりで古いし画像も荒い。だって使うことなかったからさ、こんなんしか手元になかったんだよね。
再生。
楽しいオープニング。明るいなー!!そこに重岡くんの「スーパー元気な奴らの、登場だぜ!」という叫びで幕がバーンと開いた。少年コミックスの帯みたいなセリフ言うやん(笑)。でもそれがとびきり似合ってる重岡くん。こんな笑顔する人見たことないわ。
本当この人は太陽なんだな、このグループの真中ですごい光とエネルギーを放出する人なんだなぁと感じた。多分これ(ライブにおける)が彼の有りたい自分なんじゃないだろうか。そして、嫌なことを瞬時に忘れていた私。めっちゃ楽しい。めっちゃ元気出る。なんだこのみなぎってくるワクワク感とエネルギーは!!ジャニーズのコンサートってこんなんなん?皆いいよって言うけど、こんな感じなのか!!理解した!!
※ここからは多少ネタバレになるから、見てない人はスルーしてください↓
ライブ全体を通して観て、何千円も払って高いなと思った自分はもうどこにもいなかった。他のグループは観たことないし、あまりアーティストのライブも多くは行ったことはない。でも感じた。確実にこのライブDVDは物凄くクオリティの高い、満足度の高い作品なんじゃないかと。他と比べて相対的に魅力的、とかじゃなくて、本能的に自分の心が「これめっちゃ好き、めっちゃいい」と、絶対的価値観で捉えたような感じ。かっこよさもおもしろさも仲の良さも感動も全部全部が濃くて、どこを切り取っても良いしボリュームも多い。高級ホテルのバイキングみたいにどれを食べても味は違うけど美味しいみたいな。とにかく素晴らしかった。
あと、観ていて本当に声が出た瞬間があった。驚きのあまり「はあ?」ってでっかい声で家の中でひとり。叫んだ。
それが「赤いマフラー」。
歌がうまいのはもうわかっていたんだけど、この曲で初めて、この人達めっちゃハモれる、2声以上でもハモる人達なんだということを、はっきりと知った。you don't have to tell me, you're my everythingのところに差し掛かったときは、「ゴスペラーズ???」って耳を疑った。でも皆立って歌ってるし、歌ってるんだよね。嘘でしょ。これもうJのアイドルレベルちゃうやん。申し訳ないけどここまでできる子達他に思いつかないんやけど??(私の無知かもしれませんすみません。。。)なんせ、この曲で完全にまた彼らのポテンシャルの高さを思い知ってしまうのでした。もう私は察していた、これ、戻れないな・・・って。
その後、しげちゃん作詞作曲の間違っちゃいないで号泣するんだけど、それは別のとこにまた書きます。。。
次回、WESTivalで神ちゃんに再び衝撃を受ける、の巻・・・